看護部長挨拶

「救急医療」対応の精神科専門病院として地域に貢献。
患者様の尊厳を敬い、寄り添う看護を行い、「地域移行」を全力サポートします。

当病院は、2015年で100周年を迎える歴史ある精神科専門の病院です。私たちのような専門病院は、郊外に立地するケースが多いのですが、当病院は、市街地の中心という好立地にあります。そのため、患者様にとって通院しやすいのはもちろん、退院後のケアや、生活のサポートがしやすいなど、「地域移行支援」をトータルかつ円滑に行うことができる大きなメリットがあります。

「湊川病院」は、全国的にまだまだ少ない精神科の「救急医療」に対応し、24時間365日、急性期の患者様を受け入れる体制を整えています。さらに、慢性期の患者様にも、一人ひとりに最適な治療と、密度の濃い看護・ケアを実施。地域移行に向けた支援を、スタッフ一同、全力で取り組んでいます。入院中はもちろん、退院後も必要に応じて訪問看護を行ったり、社会支援センターと連携をとってサポートしたり、「アフターケア」に力を入れているのも、当病院の特徴です。

看護部長

看護部長│青木 敦

昭和50年に「湊川病院」に入社。2002年に「リハビリテーション科」を創設するなど、病院の組織運営や看護師の教育にも大きく貢献。

看護師にとって大事な能力は「コミュニケーション力」。
精神科看護は、患者様の支えになると同時に、自身の成長にもつながります。

看護師の採用面接も担当しているのですが、そのときよく聞くのが
「内科や外科は経験があるけれど、精神科は働いたことがないから不安」
「看護師としてブランクがあるので、スキルに自信がない」
という声です。

確かに、新しい環境で働くときは誰しも不安だと思います。
もちろん専門的技術も大事ですが、私が考える「精神科に従事する看護師にとって一番大事な能力」は「コミュニケーション力」だと思っています。

人と人との関わりは、一元的にできるものではありません。特に精神科看護は、あらゆる方向からその人の人間性をとらえ、丁寧に向き合い、理解しようとする姿勢が、看護の質に大きく関わってきます。ぜひ患者様の声を、「耳」と「十四の心」で「聴」いてみてください。必ず一人ひとりに最適な看護・ケアが見えてくるはずです。患者様から返ってくるダイレクトな反応も、仕事への励みにつながるでしょう。そこで得た経験は、きっと人として大きく成長する糧となるはずです。

「精神科は経験したことないけど、興味がある」
「患者様に寄り添った看護がしたい」
前向きな姿勢のある看護師の方は、特に大歓迎です。

ぜひ、私たちと一緒に働いてみませんか?